怪奇愛好家。
1話・前編
トンネル前で
今日も僕は、
異次元トンネルにやってきた。
このトンネルは小さくて、
車は1台通るのがやっとだ。
その所為なのか、
いつもトンネルの前には
警備員さんが立っている。
トンネルの近くは
広い空き地になっていて、
民家とも少し離れているから、
近年少なくなった、
子供の絶好の遊び場だ。
今日も野球をしている子達がいる。
そういう子達も、
トンネルは通らずに、
わざわざ遠回りして
空き地までやってくる。
何度か事故があったせいもあるけれど、
一番の理由は『不気味だから』だ。
異次元トンネルにやってきた。
このトンネルは小さくて、
車は1台通るのがやっとだ。
その所為なのか、
いつもトンネルの前には
警備員さんが立っている。
トンネルの近くは
広い空き地になっていて、
民家とも少し離れているから、
近年少なくなった、
子供の絶好の遊び場だ。
今日も野球をしている子達がいる。
そういう子達も、
トンネルは通らずに、
わざわざ遠回りして
空き地までやってくる。
何度か事故があったせいもあるけれど、
一番の理由は『不気味だから』だ。