怪奇愛好家。

目の前から‘何か’は消え、
笑い声も消えた。


そして携帯は。



「……姉さん?」


ツーッツーッツーッ


切れていた。


前を向くと、トンネルの出口には
警備員さんが立っている。


とりあえず、トンネルから出るとしよう。
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