怪奇愛好家。

家について、
電気が1つも点いていない事に気がついた。

どうやら、両親はまだ帰ってきていないようだ。


これから帰ってくる両親の事も考えて、
とりあえず玄関と門灯の明かりをつけよう。

そう思い、スイッチへと手を伸ばす。


~♪~♪♪~





ビックリした。


でもこれはメールの着信音だ。




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From:菜月

Sub:おつかれさまでした
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もう家に着きましたか?

そういえば教えていなかったと思うので
サイトのアドレス送っておきますね

http://www.×××…………

チャットもあるので、
よかったら今度お話しましょう


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……今見るのだけはよそう。
そんな感想を抱き、携帯を閉じた。



なんだか今日は疲れた。

もう寝よう。


駄目元でもいいから
デートに誘う方法なんかを考えながら、
ベッドに入った。



1話 終
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