恋愛遍歴-愛を求めた日々-

茜は小説家になって、付き合いなどでかなりの高級料理を口にしていたり、
色々な場所にも行っている。


でも、一番好きなのは自分の家。


だからなのだろうか、茜の家にいつも集まるのは。


嫌…、違う気がする…。


ただ、単に茜が一人暮らしだからだろう。


『康平にも、美味しい料理たくさん食べさせてもらったな…。
あの康平が再婚なんてね…。
何か、振られて悲しいって感じ?
康平なら、きっと幸せになれるな…』


茜の頭の中には、色々な事が駆け巡る。


『奈美も再婚だもんな…。
皆、HAPPYな人生歩いてるんだよね…。
私は、結婚も子供も諦めたから、女の幸せってやつはないんだ…』


そんな言葉が思わず出てしまう…。

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