恋愛遍歴-愛を求めた日々-
希は、奈美を祝うために、色々と考えていた
『希に任すよ。
奈美の門出だからね、派手にやりましょう』
と決まった後は、奈美ののろけ話を散々聞かされた希は、
顔を引きつらせながら茜に報告していた。
『そっか…。
奈美はそんなにラブラブだったんだ…。
いいことじゃないですか』
「茜は、いつになったら幸せになるの?
拓也さんとはどうなってるの?」
”やっぱりそう来たか、てか…、奈美とグルになってるんじゃないの”
『どうもなってませんよ。
ってか、どうにもならないよ。
拓也を好きだったのは、昔の話だからね』
”希が今日来たのは、それが聞きたかったからか…”
今日はちゃんと話そうと茜は思った。