ティアー・ドロップ



あたしはこの答えを聞き
眉間にしわを寄せる。



いや、こんなことを言われたら誰だってこうなるだろう。




「あ、でも俺はただの神様じゃない。」




一端ナイフを持っていた手を降ろした。



「どういうこと?」


そもそも神様という者がここにいる時点でおかしいがあえてそこには触れない。



まず神様が出てこようが悪魔が出てこようが
怪物、宇宙人が出てこようが



これから死ぬあたしには関係ない話。





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