狼な執事サマ!!
「なに?
祐也クン、ご飯どうしたの?」
「バカだよね。
夜更かししてさ、寝坊してんの。」
「美夜のお母さんさ、寝坊には誰よりも厳しいよね。」
た…確かに。
今日も祐也、朝から怒られてたね。
「まじ!!
美夜ちゃんのお母さんって怖いの?」
急に話に入ってくる大助くん。
「ちょっと!
あたしと美夜の中に入ってこないでよ。」
「うっせーよ。
凪加のばかやろー。」
「はぁぁ?
もう最低!!
お母様に言いつけてやる。」
「ば…!
悪かった!
謝るから許せ。」