狼な執事サマ!!






「今日は楽しかった。
本当にありがとう…祐也。」




そう言うと祐也は照れくさそうに笑った。





そして



「お礼を言うのはこっちの方です。」




ト言う。




「こうして美夜の執事になってさ。
こうして美夜の婚約者になって。
本当に幸せでスゴイことだって思う。
俺と美夜のお母さんが同級生じゃなかったら、出逢ってないもんな?
俺ら。
そう考えたらすごくね?
偶然出会って、好きになって。
それで結婚なんてさ。」


「うん。」





すごいよね、私たち。






奇跡みたいな出逢いの中で出逢った。






数多くの出逢いの星の1つかもしれないけど。





私にとってあなたとの出会いは人生で1番でした。






そう言えるよ…-。
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