狼な執事サマ!!
「ちょっと!!
美夜?あんたそんなこと言わないの。
しかもこんな事って何なの…。
こんな事じゃないでしょーが。」
「まぁまぁ。」と2人をなだめる俺。
この2人の喧嘩って案外ややこしいからなぁ。
ったく。
仲が良いのか悪いのか分からねぇ親子だなぁ。
「よし。
祐也クン…。
このうるさくて騒がしい2人は放っておいて2人で話でもしよう!」
そう言ったのは昨日の夜に泊まりの仕事から帰って来たお父さん。
美夜のお父さんってそういえばめちゃくちゃ落ち着いてるよなぁ!
俺はお父さんにずっとついていきます。