狼な執事サマ!!
「祐也クンはどこに進学したいんだ?」
「え?
俺ですか…。」
んー。
ソレはおとといに担任からも聞かれた。
正直、俺自身も迷ってるし。
まだ答えは出ていない。
「…実はまだ分からないんです。
俺、ここを継ぎますよね?
どこの大学をめざしたらいいんですか?」
「ん?
別に普通の大学でいいと思うぞ。
そうだなぁ。
強いて言うなら、君の実力を十分発揮できそうなところを目指しなさい。
私が言ったからココをめざす。
そうしたら絶対に君は後悔するだろ?」