狼な執事サマ!!
…美夜楽しそうだなぁ。
ココんとこずっと悩ませてばかりで。
美夜の笑顔を見ていなかったがする。
会社の事。
親のこと。
結婚のこと。
全てが無縁のように見えて、本当はとても近いモノ。
きっとそうだよな?
「…え?
何…?ちょっと千夏ぁ?(ちか)
聞こえないんだけ…え?
こっちに来んの!?
一緒に旅行に行きたいってお前、分かってんのか?
ただ遊びに行くんじゃないんだぞ。
おい…切、切るなぁ!!」
携帯に向かって叫び続ける祐太。
どうやら恋人からの電話ら市区。
そういえば祐太の恋人ってどんな人なんだ?
はじめてみる事になるのかぁ。
少しドキドキとし始めた。