狼な執事サマ!!
「千夏。
これがお前が選んだ道であり、自分自身が進みたい道だろ。
うじうじとへ理屈を並べるな。」
「え…。」
祐太は腕を組んで窓の外を見つめた。
その目はとても怖く見えた。
「CHU-NAさん。
私…気付きました。
普通がどれだけ幸せか。」
美夜は言った。
「ねぇ、美夜さん。
私の事をCHU-NAじゃなくて、千夏って読んでもらってもいいかな?
私、こんなんだから学校も取れいとコースの学校に行ってるの。
そこで会う人は皆芸能人で。
普通に過ごしている友達っていないの。
ねぇ…。
私たち友達にならないの?」