狼な執事サマ!!






もう…時が止まったと思った。




妊娠って…子供がいるって…こと?



「美夜が?」


「うん。」


「俺の?」


「うん。」


「妊娠?」


「うん。」




あ…あはは…。






妊娠ね。





もう俺が気付いた時にはとても大きくなっていて。






すぐにおろすか産むかを決めなくてはいけなかった。





一応…金はある。





俺も美夜のお父様の会社で働いてるし。





でも、美夜の心が一番だ。




痛みを味わうのも。





苦労をするのも。









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