狼な執事サマ!!






「オギャー」



しんみりとしていた廊下に。






大きな子供の泣き声が響いた。




「え…-。」


「兄…兄貴!!」


「祐也さん!!」





う…産まれた…-。






俺と…美夜の子供が今。






産まれたんだ。




「う…-。」





目からは涙がこぼれた。






はは…-。






俺…なんで泣いてるんだ。









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