狼な執事サマ!!





差し出された手を握った。





夕焼けでオレンジに染まる道を2人で歩いた。



「あの…さっきのまじですから。」


「え。」



さっきの・・・ッて。



「俺…いつの間にか好きになってました。
美夜さん…を。」





少し頬を赤らめて言った祐也。





返事は恥ずかしくてできない。





だからその代わりに。





強く手を握った。







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