world story
「よくやったレーナ!やっとミラを手にいれたぞ!これで、これですべて私の思い通りだ!」


「なんなんだ?!レーナ、こいつは…誰だ?」


ウェースが言う。


「…トゥールス…そう…彼は…神トゥールスよ…」


レーナが俯きながら小さな声で言う。


「こいつが?!うそだろ?!しかもレーナ、なんで女神アイラじゃなくてこいつが現れるんだよ?!」


リトがレーナに近づく。


「……世界の分裂を予知したのは女神アイラ…ここに連れて来るよう言ったのは神トゥールスって言えば分かるかしら…」


「は?どうゆう意味だ?」


「…世界の分裂は昔から予知されていたの…でも私ひとりではどうすることもできなかった…」


「…………」


< 105 / 176 >

この作品をシェア

pagetop