world story
「エニー…もういいのか?」

「……大丈夫…だよ……私明日目、腫れてるかもね……ハハ」


「無理すんなよ…」


「大丈夫だよ……心配してくれてありがとな…明日…レーナの所に行くのか?」


「ああ…」


「……だよな…じゃあ明日のために早く寝ないと!」

「まあな…じゃあ帰るか」


「…うん」


エニーは先を歩くリトについて行くように宿へと戻る。







「リト…ありがと…」


エニーは部屋に戻って目を閉じる。








「………レーナ…」


「はい」


ベリアデスの中でトゥールスはレーナを呼ぶ。


「お前…浮かない顔だな…そんなにあいつのこと気になるか?」


「…いえ…そんなことは…」


「レーナよ、お前はこんなにいい仕事をやったんだ…いいことを教えてあげよう」


「いいこと…ですか?」


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