world story
「そうか…お前…このまましてると…死ぬのか」
「ええ……」
「まあ…今日は…休みなさい、色々と思い込んでは疲れてしまう」
「はい…」
レーナはモーレルに寝室へと連れて行かれ、眠りについた。
「お前達ももう寝なさい」
「すまないな…こんな人間を泊めてくれるとは」
ウェースがモーレルに言うが
「何を言うか、さ、早く寝なさい」
みんな眠りについた頃、リトだけは眠らず、起きていた。
「このままだとレーナがいなくなる」
リトは頭を抱えた。
「リト…」
「ん?」
突然声が聞こえたと思うと、レーナが部屋に入ってくる。
「レーナ?」
「暇だから…一緒に外に行かない?」
「え?いいけど?」
「ありがとう」