world story
「ん……」
エニーはベッドの中で目を覚ます。
「ここは…?」
起き上がろうとしたら身体中に激痛が走る。
「うわっ!痛!!」
「あ!何起きようとしてんの!傷が深いから寝てな!」
「え?」
よく見ると、黄緑色のセミロングの女性が部屋に入ってきた。
「ご、ごめんなさい……あなたは?」
「私はエリカ・マーキック、それより!休んでなさい!爆発があったから調べに城行ったらあんたが倒れてたんだよ、ったく驚いたよ」
エリカは濡れたタオルをエニーの顔に投げつける。
「ぶっ!!……私…生きてたの?」
「そうだよ」
「…死ぬのを覚悟してやったのに…」
「…何?あんたがあそこを爆発させたの?!」
「え…あ…はい」
するとエリカはエニーをおもいっきり叩く。
「痛!!」
「あんたがやったの?!何やってんのよ!!あんたのせいでどれだけ大変なことになったか…」
「……理由がある…」
「は?」