world story

｢今世界がなんかおかしいと思わない？｣


｢え？まあ…なんか変な球体が出てきたり、暗い城が出てきたり？｣


｢それは、あるひとりのヤツせいなんだ、ヤツはこの世界の人間を滅亡させて、天界人の世界にしようとしているんだ…私の仲間を利用して…そうさせたんだ…｣



｢……………｣


｢私達はヤツを倒すためにあそこにあるトクフェブァっていう石を取りに行ったら、ヤツの味方の女がいて…戦って…その女は死ぬ直前にあそこにあった機械から有害なガスを出したんだ、このままほっといたら近くの町までガスが流出しちゃうから…｣


｢…あんたは…それを止めるために？｣


｢ああ…｣


｢そうかぁ…………それよりあんた…どこかで会ったことあったっけ？｣


突然エリカが言う。


｢え？｣