world story
歩いてる最中、レーナがリトに言う。


「結婚かぁ…リトはそうゆうの考えてる?」


「うーん…どうだろ?家族は欲しいとは思ってる」


「そっかあ…私は………私は…リト……と…」



レーナの声は次第に小さくなる。



「レーナ?」



すると




「着いた、ここだわ」



気がつくと、もう洞窟の奥まで来ていた。



「この光る石を持って行けばいいの」


「分かった」



リト達は石を集めた。







「これだけあれば」


リトが一息つくとあることに気づく。





レーナがいない…





「レーナは?」


「え?」


「レーナ…レーナ!」


リトは走り出す。


「リト!ひとりは危ないよ!」



仲間は走るリトを追いかけた。



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