world story
エピローグ
「え?ここを俺達に?!」


「そ!この中にはそれなりのお金と家具があるから…これからはふたりで生きていくんだよ」



今リトとレーナはエニーによって新しい家に住むことになった。


「たまに、遊びにくるから」


「ああ…」


「ありがとう、エニー」


「別に…そんな…」


「ふふふ…」










5年後…





「ねえリト…どこに行くの?」


「行ってからの楽しみだ」



今、21歳になったリトと大きなお腹を抱えたレーナが手を繋ぎながら歩いている。





「ここだ」


「え…」


そこには辺り一面の草原が…



「綺麗ね…」


「まだレーナと会う前に…見つけたんだ」


「…このお腹の中の子にも…見せたいわね…」


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