world story
「ここから近い教会の名前だよ…レーナが行きそうな所だと思わない?」


「…そうかも…しれないな」

「…でもその教会…ここの近くの森を抜けないとダメなんだ…呪いの森とか言われてる怪しい森をね…」


「大丈夫なのかよ…レーナ」

「まあ…そう思うなら行くしかないか」


「ああ!」


リトとエニーは町を出た。



その森は薄暗く、今にでも何か出そうな感じの森だった。


「…気味悪いなぁ…この森」

「なんたってこの森は入った奴は生きて出てきたことがないって言われてるからねえ…」


「え?本当かよ!」


「ああ、なんでだか分かる?」


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