world story
「でも…どうしてレーナはトゥールスを信じてるかのように…」


エニーは考え出すが


「まあレーナは生まれたばかりだし、アイラもトゥールスも神だと思ってるんだよきっと」


「そうかな…?」


「リトー!エニー!早くー!」


外からこちらを呼ぶレーナの声が聞こえる。


「はいはい、今行く!祭司さん、教えてくれてありがとう」


「いつでも来なさい」


リトは祭司に礼を言うと、エニーと一緒にレーナの所に行く。



「…あの少女は…トゥールスと何の関係があるのだ?」


祭司は教会でひとり考えていた。





「よし!レーナも見つかったし、旅を続けようぜ!」

「旅を続ける前に、この森を通らなきゃだけどね」


エニーが先程通った森を指さす。


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