world story
「…死んだ?」


エニーがそこに近づくと


「ガゥ!」


「うわ!生きてた!」


エニーはその魔獣に襲われそうになる。


「きゃあ!」


「エニー!」


それを見ていたレーナが呪文を唱える。


「…汚れき悪魔の……この………解き放て!」


するとレーナが杖を上げたと同時に、空から雷がすごい勢いで魔獣に落ちた。


それから魔獣はもう動かなかった。


「レーナ…ありがと助かった!」


エニーが肩で息をしながらレーナに言う。


「このくらいのこと…して当たり前だし」


レーナは微笑んだ。


「行くぞ」


リトはふたりを呼ぶ。


「うん、待って…」


レーナとエニーはリトについて行く。

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