world story
「……しかし…」


「私は女神アイラにより生み出された者です、証拠だってあります」


するとレーナは胸元を開いた。


「な?!」


突然のレーナの行為にリトは顔を真っ赤にする。


するとよく見るとレーナの胸元には十字架模様の入れ墨のようなものが…


「こ、これは女神アイラと同じマークではないか!」


王は驚きながらレーナの胸元を見る。


するとレーナは胸をしまい、話し続ける。


「はい、これはアイラの印といいます、ですから私は世界の分裂を阻止する使命を受けています、私達はそのために旅に出てるんです、ですから…」


「その旅に協力してほしいと?」


「はい」


「よかろう、ちょうどいい…私の息子を旅に同行させてもよろしいか?」


「え?」

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