world story
「どうしてだ?」


「その頃に女神アイラが世界の分裂を予知したらしい、少女は教会に火を付けて、それ以降は行方が分からなくなった」


「世界の分裂?!それって今もそうなりかけてるやつじゃん!」


「…ああ…少女が世界の分裂を人間に伝えても、もう救いようもない…町ではなく、世界にかかわることだから…だからどうしようもないから、少女は逃げた…と言われてる」


「そっか…でもなんで教会を燃やしたんだ?」


「少女は教会に住んでた、家を焼いて後戻りできないようにしたんだろ?」


「身勝手だなぁ…」


「でも、よく知ってるねおじさん…」


ダンが男に言う。


「あなた達…よくご存知ですね」


そばで話を聞いていた牧師がリト達に言う。


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