world story
「じゃあ、よろしくな」


「ああ」








ウェースが仲間になったおかげで、移動が楽になった。


アラストを使って移動するから。


「なあ、今日はもう泊まらないか?」


「ああ…そうだな、もう遅いし」



気がつけば外はもう暗かった。





近くの村の宿で泊まるリト達。



リトはベッドに倒れこんだとほぼ同時に寝てしまった。


「リトったら…まったくそのまま寝ちゃって…」


レーナは眠っているリトに布団をかける。


「………」


「レーナ、今あいてるか?」

「え?」



後ろにいたのはエニーだった。


「う、うん…あいてるけど」

「じゃあ外に出て少し話さないか?」


「うん」


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