world story
「ああ、おやすみ」


エニーは後ろ向きで手を振りながら去って行く。




「…リト…私のこと…知ったら…」



レーナは自分の胸のアイラの印を見る。


「どうして私…あんなこと…」


レーナはアイラの印に触れる。



「…リト…」






レーナは静かに目を閉じる。




この心の苦しみから


いつ私は抜け出せるの?





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