world story
「神トゥールス?!」


「トゥールスが言っていたわよ…レーナは私を…」


「や、やめて…」


「私のためにその力を……」


「やめてぇ!これ以上言わないでぇ!!」


レーナは頭を抱える。


「ふふふ…そんなにあなたは…」


シミラがレーナに近づく。

「お前……っレーナには指一本触れさせない!!」


リトは剣を引き抜き、シミラに向かって攻撃する。


「くらえ!!」


「無駄だ!そんなもので、私を倒せるはずがない!」

シミラは素早い術でリトを遠くに飛ばす。


「うわ…っ」



「こいつ…」


「許さない!」


エニーとダンがそれぞれ自分の技でシミラを攻撃する。


「…く…手ごわい…」


エニー達の技が見事命中し、バランスを崩すシミラ。


「シミラといったか…とにかく俺達の邪魔をしないでくれ!」


最後にウェースが大きな槍でシミラに技をかける。


「う……っなんの…」


< 59 / 176 >

この作品をシェア

pagetop