world story
「だってあれは神話だけの話じゃないのか?」


「いいえ…実話…だから、私はここにいる」


「……え?じゃあ…女神アイラは今どこかに…」


「いるわ、宇宙の遥か遠く…」


「そうなんだ…あ、そういえば、君の名前は?」


「私はレーナ…あなたは…」

「俺?俺はリト、よろしく」

「よろしくってことは…一緒に旅に行ってくれるの?」


レーナの表情が明るくなる。


「いや…そうゆう訳じゃ…」

「でもあなたじゃなきゃダメなの!世界が…わかれてしまう…今までの生活ができなくなるのよ?!それでもいいの?」


「…わかったよ…行けばいいんだろ行けば!」


リトはやけくそになり、レーナと旅に出ることになる。


―人形は盗めないし、結局旅に出ることになるし…最悪だ―


リトはため息をつく。

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