world story
「えい!」


ダイナが振り上げると同時にものすごい力が出たのか、ゴゥスは少し弾かれる。

「とにかく、ゴゥスを倒さないと!」


「うむ、承知した」


ウェースはそう言うと槍をゴゥスに投げる。



しかしゴゥスの皮が頑丈なのか、槍は刺さらず地面に落ちる。


「こいつ…強い!」


「弱点はないのかよ!」


リトとエニーが武器を構えながら言い合う。


「重力で…ヤツを倒せるかな?」


「エニー?」


突然のエニーの言葉にリトは首を傾げる。


「私…少しだけ魔法が使えるんだ…だから…」


「分かった、俺達が前に出て戦うから、お前は後ろで呪文を唱えろ」


「ああ!」




するとリトはゴゥスに向かって突進して戦う。


< 70 / 176 >

この作品をシェア

pagetop