world story
「ダイナ…私…手伝った方がいい?」


エニーが食事の準備をするダイナに言う。


「あら、やってくれるの?それなら嬉しいわ」


「ああ…」


「じゃあお願いするわ…」


台所を眺めると見たことのない野菜、果物が結構ある。


「エニー、このスープをかき混ぜてほしいのだけど」

「あ、ああ分かった」




「今日は疲れたなぁ…体だるいし…」


リビングでリトが寛ぎながら呟く。


「はいはい、ご飯できたわよ〜」


台所から次々と食べ物を運んでくるダイナとエニー。


「おお!うまそう!」


リトは急に立ち上がり、食事を眺める。


「さめないうちに頂きましょ」


「分かった」


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