world story
「そっか…じゃあ一緒に行こうか…今日のお前の力…たいしたもんだったし」


「ありがとう、あとは、あのベッドに寝てる方が目覚めればいいのよね?」


「ああ、そうなるな」


「このまま何も起こらなければ目を覚ますはずなのだけれど…」


「そうか、分かった、俺達ももう眠いし、寝るか」


「そうしよ、僕も眠いよ」


ダンはあくびをしながら言う。


「じゃあ、このまま行けば明日から出発ね!だからみんなよく寝ないとね」


ダイナはかなり張りきっていた。












真夜中、ベッドの中でレーナは目覚める。


「……ここは…?私…何してたの?」


今自分がいる所はごく普通の部屋…


さっきまでいた所は…アラストの中…目の前にはシミラの姿があった…


「私…気を失ったのかなぁ…シミラの言葉で………リト?リト達は?!」


レーナは起き上がり、部屋から出る。


< 75 / 176 >

この作品をシェア

pagetop