world story
―リト達…あれからどうなったんだろ…―


レーナは近くにあったドアを開ける。


するとちょうどその部屋でリトが眠っていた。



「リト…」


レーナはリトの頬を撫でる。


「…このまま行っても…いつかは打ち明けなきゃいけないのね」


レーナは俯く。


「あら、起きたの?体大丈夫?」


するとそこにたまたまダイナが通りかかる。


「あ…あなたは…」


「ダイナよ…明日からあなた達の仲間に加わることになったの、よろしく」


「あ、はい」



「明日は早いわ、だからあなたもよく寝た方が」


「はい、分かりました…あと聞きたいことがあるんですけど、ここはどこなんですか?!」


「え?」


「だってあなた…見た感じ私達と違う…」


「ああ…あなた達が暮らす世界とはまた違う裏世界って所みたいよここは」


「…裏世界…?」


「ええ…だからこの世界にあなた達の家とかはないの、世界が違うから」


「え、じゃあ私達…自分達の世界に戻れない?」


「戻れるようにその方法を明日から探しましょ」


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