world story
「元の世界に戻るには面倒になるなぁ…」


「そうね…」



「元の世界へと戻る方法?それなら、サールスの森の奥に行けば…戻れるかもしれないわ」


「…サールスの森?」


「レーナ……この世界にいる私が知らないことをなんであなたが知ってるの?」


「…私…普通の人とは違うんだ…だって人形からこうなったんだし」


「そう…」


「まぁ…とりあえずその森に行ってみましょうよ」


みんなが話す中、ダンが言う。


「ま、まあな」


「サールスの森はここから西にあるわ…でも…大丈夫かしら?」


「何が?ダイナ」


「いえ、なんでもないわ」



「そう…」



こうしてアラストは西へと向かう。


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