world story
「え?」



耳をすませばこちらに近づく足音が…



「何かしら…?」


「さあ…人間…?」


すると





「きゃぁ!!」



突然悲鳴が聞こえたと思えば、レーナは謎の鎧を着た男ふたりに捕まっていた。


「いやぁ!!なんなのよあなた達!」


「お前をミア様へ…」


男達はそう言うとレーナと共に姿を消してしまう。


「レーナ!!」


リトはレーナを取り返そうとしたが、男達はもういない。


「チクショーーっ!!」


リトは地面を叩きつける。



「ミア様……?化学者ミア?」


ダイナが呟く。


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