(´Д`)

外から声が聞こえるので
窓ガラスを開けて
下を覗いて見ると
商店街のようになっていた。

天国にもお店はあるのか。


「失礼しまーす。
ご昼食ができあがりましたー」


ノックもせず
部屋に誰かが入ってきた。

外国のメイドさんだ。
可愛らしい人だ。


「ねぇ」

「はい?」

「ここから落ちたら
どうなる?」

「さぁ…」

ここが天国なら
5階から飛び降りたって
死なない。


「…ちょっと!?」


メイドの驚いた声を背に
私は好奇心に負けて
窓から飛び降りた。


< 16 / 204 >

この作品をシェア

pagetop