(´Д`)

前からワゴンを引きながら
来るメイドさんだった。


「先程はご挨拶
申し遅れました。

私、サラと申します。」


「こんちは」


なんだかご丁寧な方だ。
年齢が近いはずなのに
恐縮してしまう。


「ウメコさんとお会い
できたみたいですね?」

「あ、うん」

なんかすんごい
騒がしい人だった。


「彼女はああ見えて
情に熱い人ですから。

(熱すぎて冷水にでも
ぶち込みたいぐらいだわ)

どうぞ仲良くして
あげてください♪

(そのほうがこっちの
手間が省けるし)」


なんだろう、裏の声が
聞こえるような気がする。

私はサラさんと仲良く
できそうだ。
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