(´Д`)
「なんだよ。
笑うんじゃねぇーよ。
まぁ、他にもあるさ。
学校で大暴れだってしてぇし
部活で汗も流してぇし
彼女だってほしい。」
どこの少年マンガだ。
そんな彼の窓側には
積み重なったマンガ。
全部、妄想か。
「すりゃいーじゃん」
「できねぇーよ。
小さい頃からここに居て
誰かさんのせいで末期だと
気づかされて落胆中だ。」
彼はわざとらしい
大きなため息をつく。
「つまんねぇーな。
早く死にてぇー。」
「死ねばいーじゃん」
彼は私に向かって
眉間にしわを寄せ
舌打ちをする。
「だからそうそう
死ねるもんじゃねぇーよ」
そんなの私だって知ってる。
だから人の手を借りて死んだ。
死んだ今もこの調子じゃ
スッキリしない。
「じゃあ生きりゃいーじゃん」
「あ?」