キラメキ☆戦隊 スターレンジャー
序章
砂漠が広がる太陽の国――。
辺りを見渡せば人はおろか、草木も生えていない。
あるのは、砂漠の女王が統べる王宮のみ。
「あれが地球…。」
王宮の玉座に座り、太陽の女王・シェリエがモニターへと映し出される地球を見つめ呟く。
「見るからに美しく、嫌な星だわ。気に入らないわね。」
「左様でございます。」
彼女に同意するのは、彼女の側近であるルーチェ。
「ねぇ、ルーチェ。アリダ。あの星を、この国のように私好みにカラカラにしてやろうと思うの。」
「それはいい考えでがんすね!!」
もう一人の側近であるアリダは、楽しそうに両手を叩いている。
「そうと決まれば、早速地球へと向かうわ。お前達、行くわよ!!」
「御意…。」
「ヘイッ!!」
シェリエは玉座から立ち上がり、マントを翻し、カツカツと足音をたて歩きだす。
彼女が向かった先は、宇宙船がある格納庫。
「見ていなさい、地球人共!!オーホッホッホ―!!」
宇宙船へと乗り込み、彼女は甲高い笑い声をあげた。
こうして、太陽の女王・シェリエ率いる『灼熱の軍団』が、地球への侵略を開始したのだった――
辺りを見渡せば人はおろか、草木も生えていない。
あるのは、砂漠の女王が統べる王宮のみ。
「あれが地球…。」
王宮の玉座に座り、太陽の女王・シェリエがモニターへと映し出される地球を見つめ呟く。
「見るからに美しく、嫌な星だわ。気に入らないわね。」
「左様でございます。」
彼女に同意するのは、彼女の側近であるルーチェ。
「ねぇ、ルーチェ。アリダ。あの星を、この国のように私好みにカラカラにしてやろうと思うの。」
「それはいい考えでがんすね!!」
もう一人の側近であるアリダは、楽しそうに両手を叩いている。
「そうと決まれば、早速地球へと向かうわ。お前達、行くわよ!!」
「御意…。」
「ヘイッ!!」
シェリエは玉座から立ち上がり、マントを翻し、カツカツと足音をたて歩きだす。
彼女が向かった先は、宇宙船がある格納庫。
「見ていなさい、地球人共!!オーホッホッホ―!!」
宇宙船へと乗り込み、彼女は甲高い笑い声をあげた。
こうして、太陽の女王・シェリエ率いる『灼熱の軍団』が、地球への侵略を開始したのだった――