キミと隣。

夢を見た。
あたしが元カレをフっている。
でも、本当にお互いが大好きだった。
別れるっていう形になってしまったけどなんか幸せな終わり。

あたしが男不信でいるのを、もう信じてもいいよ、って。
過去は過去。今を生きなきゃ、って言ってる気がして。

そう思いながらあたしは目が覚めた。
目を開けたら真っ白い天井。
多分保健室だろう。
あと、二つの声。

横を見ると美咲。
・・・・・・・と上村。

「なっ、なななに??」

びっくりしたぁ。

「亜由菜!ばかっ!心配したじゃん!倒れるくらいしんどいなんて思わなかったよ。」

美咲…。

「ごめんね?」

でも、1番気になるのは美咲の隣、、、の男。

「あっ!上村ね。亜由菜が上村の前で倒れたから、上村が運んでくれたの。」

うっそー。

「あ、、、、そうなんだ。あ、ありがとう。」

目を合わせにくくて下のふとんをみながらお礼。
すっごいどきどきする。
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