結局、きっと…好き。
だけど何気にナツメくんならありえそうでちょっと怖いんだけど…。
一抹の不安に頭を抱えていたらタイミングよく携帯が鳴りだしてびっくり!
あ、電話っっ!
しかもこの歌はナツメくんのっ!!
「はいっ、もしもしっ!」
「早っ…」
「アハハ!
お待ちしてましたから〜」
「あ〜そう…。
じゃあ20分後に駅前で」
要件だけ言うとガチャリと電話は切れた。
素っ気ないなぁ〜…。
もっと話したいのになぁ〜。
……って今から生で会えるからいっか。
急げ急げ〜!
部屋を出る前にもう一度鏡の前でクルクル回って全身を確認した。
やっぱりちょっとでも可愛く見られたいしね。
それから格好良いナツメくんに釣り合いたいしね。