結局、きっと…好き。

それでもそのメールを受けとった日、私はバカみたいに喜んだ。


だって、バイトの休憩中にくれたあの電話以来今日まで何の音沙汰もなくて。


ホントに帰ってくるのかな?とか、約束忘れてないよね??とか。不安と焦りが募るばかりだったから。


それに、ナツメくんからの初めてのメールだし。


いつも私ばっかりメールを送り続けてたし、それに対するナツメくんからの返信なんてなかったし。


まぁ…返事のしようがないメールを送ってたから返信がなくて当たり前っちゃ当たり前なんだけど…。


だから尚更、ナツメくんからのメールが嬉しくて。

何度も何度も読み返した。


緩みっぱなしの顔して。

『エヘヘ…』なんて笑ったりして。

何度も何度も読み返して…気がついた。


………えっ!?
明日っ!!!??


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