結局、きっと…好き。
今日は始業式だけだから午前中で終わり。
だから悠里と街まで出て遊ぶことにした。
夏休み中もお互いメールで連絡はとり合っていたけどこうしてゆっくり会うのは久しぶり。
ナツメくんとデートしたことも指輪のことも。
電話で話したけどやっぱり会って話したかったし、それから朝のみんなの反応の悪さについても話したくてファミレスに入った。
「そりゃみんなそんな反応でそう言うわよ…」
「何でよっ!
悠里までひどいよっ!!」
「いや…あのね、飛鳥。
1年の時から飛鳥からもう、イヤッッッ!…ってゆうほど散々ナツメ先輩の話をきかされてきたからそれなりに私もナツメ先輩がどういう人かは知ってるつもりよ?
だからむしろナツメ先輩があんたに指輪を買い与えたなんて聞いてホントにびっくりしたんだからっ!」