結局、きっと…好き。
感情剥き出しに叫んだ私にちょっとびっくりしてた店長だけど。
「あ、青だ…」
そう言って車を発進させた。
ガタゴトと揺れる車内にはさっきよりも思い空気が漂い息苦しい。
でももうこの話はしたくないし、触れられたくないからそれなら息苦しい方がまだましなのかも。
だからさっきまで以上に窓にかじりついて流れる景色を見ることに集中した。
なのに…。
「……ブブッ!アッハッハー!腹痛ぇ〜!」
いきなりの爆笑が重い空気を吹き飛ばした。
店長って…情緒不安定なんじゃないだろうか。
浮き沈みが激し過ぎ。
たまについていけない時がある。
さっきみたいに『すごいな〜』って思ったりする時もあれば、『頭大丈夫?』って本気で心配になる時も。