結局、きっと…好き。

何でかわかんないけどムカついた。


私がムカついたって、しかももう昔のことだから今更ここでキレたって仕方ないのになぜか私は噴火した。


そしたら店長は大爆笑して、まともにタバコも吸えないぐらい笑いだした。


「何で笑うのよッ!

大体、何で笑ってられんの!?何でその彼女のこと悪く言ったりしないのッ!?」


笑う店長に益々怒りが増幅しちゃって声を荒げた。


でも店長は…


「そんなカッカすんなよ。

お前がキレることねぇだろ?それに昔の話だっつったろ?」


タバコを携帯灰皿にしまって、伸びをしながらそう言うだけだった。


それは…そうだけど…。
でも何か…すっきりしないと言うか納得いかないと言うか…。


こう…胸の辺りがムカムカしちゃって治まらないよ。


< 260 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop