結局、きっと…好き。

「遅かったな…って、どういうこと!?店長、何かしたの?」


その口ぶりじゃ絶対何か知ってる!


だから詰め寄って聞いてみたけど…。


「まさかっ。アイツの意思でここまできて本心からお前に伝えたんだろ?」


ホントに何も知らなそうな店長。


「でも…来るのはわかってたの?」


その質問にはニヤッて笑った。


「…あぁ、来るだろうとは思ってたよ。本当にお前が好きなら」


「…??どういうこと…?」


「あの日、お前らがもめてる時にこう言っただろ?

『お前まだ元彼に未練タラタラなのか〜?

いい加減忘れて俺と付き合えよ〜、な?』って」


そういえば…。

いきなり私のことを飛鳥って呼んで、わけわかんないことを大きな声で言ってたっけ…。


「でも…それが…?」


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