結局、きっと…好き。
「携帯がない間にいろんな人が心配のメールや電話をくれていました。
親友はもちろん、その子の彼氏までもくれていて…それがすごく嬉しかったんですけど……そこにナツメくんからの履歴は一つもなくて…」
「………。」
「ナツメくんが言う通り、ナツメくんがどういう人かを私なりに分かってたたつもりです。
ナツメくんは……マメな方じゃないし、ナツメくんは…デートの時に手とか繋いでくんないだろうし。
それからナツメくんは……『好き』だとか言ったりしないだろうって…分かってます。
でも……毎日毎日、ナツメくんからしたらくだらなかったんだろうけど私的には返事のいらないメールを送ってたのに…。
それがなくなっても、私から連絡がこんなに長くなくても気にもならないんだ〜…って思ったら悲しくなっちゃって…」