結局、きっと…好き。

「でも中には彼女持ちの奴もいるから彼女同伴OKにしようって話をしてて…。

別にお前のことを隠したんじゃなくて、ただあの時にお前を紹介したら『一緒にどう?』みたいな流れになんだろ?」


「うん。…てゆうか、それなら行きたかった」


「そう言うと思ったから隠したんだ」


『ほらみろ』って感じにナツメくんはため息を吐いた。


「やっぱり嫌なんじゃんっ!私が来たら嫌なんじゃんっ!」


「違うっ!そうじゃなくて…お前、高校生だろ?」


「…それが?」


「俺らはまだ休みだけどお前は学校あんだろ?それに何日も家あけられないだろ?」


そう言われたら…そうだけど…。


「あの時はまだ1年で下っ端だったからお前連れて行っても構ってやれないし、夜になったら酒もでんのに何かあったらどうすんだよ?」


< 291 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop